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環境健康学・アンチエイジングから見た温泉の効用

熱川温泉病院では職員に向けて、医学的な観点から温泉療法の有効性について学ぶ機会を設けるため、
北里大学臨床環境医学センター長 坂部 貢先生をお招きし講演会を開催しました。

田所院長熱川温泉病院リハビリルームには熱川温泉病院・ライフケアガーデン熱川の職員と地域を含めた約100名が集まりました。
講演会に先がけて田所院長より、坂部先生のご紹介をさせていただき、その後坂部先生よりご講演をいただきました。

  • 会場の様子
  • 会場の様子
  • 講演される坂部先生
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■講演の要旨

【日本における温泉医学の歴史】
  • ・温泉については経験的な効用から、近年は科学的な効用に目が向けられるようになる。
  • ・日本温泉気候物理学会も今年で74年目をむかえ、日本においては歴史ある学会の一つとなっている。
【医学的見地から見た温泉の効能】
  • ・温泉療法の定義は以下の通り
    〜温泉地において施行される一連の温泉浴や飲泉等よりなる複合療法
    〜さらに気候(環境)、食事、種々の物理用法等が総合されて行われる療養地療法学
  • ・すなわち温泉療法は、単に温泉湯につかるだけではなく、そこにある自然環境や食事等も一体となって作用し、自然治癒力を引き出すもの。
  • ・温泉療法に適している温泉地は「泉効が顕著である」「湧出量が豊富である」「利用上適当な温度を有する」「付近一体の景観が佳良である」「温泉気候学的に休養地として適している」などの条件があるが、熱川はそれを全て満たしている。
  • ・現代における温泉療養の意義は、先進医療の補助療法であり、健康寿命へ寄与するものである。