仕事のやりがい

Vol.0052015.02
「医療ソーシャルワーカーとして
つくる「チーム医療」」
職種:
MSW
勤続年数:
5ヵ月

私は学生の頃、熱川温泉病院で医療ソーシャルワーカーの実習を行いました。学校卒業後、群馬県の急性期病院に就職をしましたが、急性期病院では患者さんと関わる期間が短いことに加え、他の医療職との連携も少なく、自分の目指したMSWの姿とは異なると感じました。そこで、実習で経験した長期に渡って患者さんと関わっていく療養型病院での医療ソーシャルワーカーの仕事が忘れられず、2014年10月に思い切って熱川温泉病院へ転職しました。

前任者からの引継ぎということもあり、入職後間もなく多くの患者さんを任されることになり、不安もありましたが、その反面患者さんとしっかりと向き合っていけることを嬉しく感じました。

また、医療連携室の先輩たちが未熟な自分を支えてくれるだけでなく、医師や看護師、セラピストなど他部門の職員と一丸となって患者さんの支援にあたってくれることが非常に心強く、自分の成長にも繋がっていると感じています。現在担当している患者さんで、ご家族が遠方に住まわれていて、情報の少ない中で退院先の選定に苦心していたケースがありました。その時、患者さんのご家族も一緒になって患者さんの為の退院先の選定に協力していただき、ご家族も含めた「チーム医療」を感じました。今、こうして医療ソーシャルワーカーとして、チームの和の中で仕事ができることを、本当に楽しく感じています。医療ソーシャルワーカーとしても、社会人としてもまだスタートに立ったばかりの私ですが、これからも少しでも患者さんの力になれるよう、力をつけていきたいと思います。