以前は旅館や料亭で板前をしておりました。それまで、病院給食には全く興味はありませんでしたが、電車広告を見て、伊勢海老を提供している病院があるのかと思い、自分の持っている経験を活かして何か新しいことができるかも知れないと思い平成20年3月に入職し7年目に入りました。今ではサブリーダーとしてリーダーの女房役や調理師の料理指導（特室料理含む）、通常業務をこなしながら委員会への参加等慌ただしい毎日を過ごしております。そんな中、やりがいを感じたできごとが2つあります。

①TQM活動の五感を活かした食事の提供でリーダーとして、包丁1本の自分が発表し全国大会出場へと繋がり、更にその活動が継続できていることで自分の思い描いた実現に向かっている実感を感じています。

②チーム症例検討会の懇親会で、伊豆稲取の特産である金目鯛の漁師煮（腹合わせ）を仕入れから調理・盛り付けまで行い、皆さんから「おいしかった」の一言をいただき、料理人としてやりがいを感じました。 これからも色々な知識を学びながら、熱川温泉病院から病院食のイメージを変えていきたいと思っております。