もともとクラークとして当院で勤務していましたが、健育会から奨学金をいただきながら学び、看護師になる夢が叶って今年で3年目となりました。昨年初めてプリセプターを経験し、今年も務めています。

看護師2年目でプリセプターになった時、とても不安を感じました。その際、師長や看護部長から「教えようとするのではなく、新人看護師と一緒に学ぼうと考えたら良い」と助言をいただき、心掛けました。知識や技術を一緒に学ぶことにより「自分自身の振り返り」に、そして新人看護師が看護を通して得た喜びは、私の「やりがい」につながっています。教えるという立場は難しく、個々に合った関わりの重要性を学びました。そして私を指導して下さった方々、現在も何かあればすぐに相談できるスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも新人看護師には自分の看護観を忘れないよう働きかけ、共に患者さんとの関わりを大切にしていきたいと思います。