臨床検査技師になり、もう50年近くになります。出産・子育ての期間中は、医療現場から離れていましたが、子供の手が離れてから熱川温泉病院に入職しました。

それから毎日、ご入院中の患者さん、外来で通われている患者さんの検査をしています。臨床検査技師は、主に入院時や心電図等の整理検査などの時に患者さんと直に接することもありますが、検体と向き合うときにも私の検査結果が患者さんとつながっていることを忘れず、正確な検査データを迅速に届けられるように心がけています。そして、そのデータが患者さんの診断や治療に役立てられることに病院で働く臨床検査技師としての仕事のやりがいを感じています。また熱川温泉病院は、定年後の延長雇用制度もしっかりと定着しており、私も定年を迎えてから嘱託職員として勤務させていただいておりますが、高齢となった現在も臨床検査技師として日々臨床に携わることができ、熱川温泉病院に感謝しております。