仕事のやりがい
Vol.0082015.06
- 「環境を変えて得たやりがい」
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職種:
理学療法士勤続年数:
1年 -
以前は出身である埼玉県の療養型病院で理学療法士の仕事をしていましたが、終末期医療の患者さんが多く、リハビリテーションの介入は非常に希薄なものでした。人員的にも5名程度のセラピストで多くの患者さんの対応をしており、1人当たりの患者さんにかける時間も限られていました。
理学療法士としてもっと成長したい、今後高齢化が進む地域社会について学ぶ機会を得たいという思いから、自然環境にも恵まれ、長期にリハビリテーションに取組んでいる熱川温泉病院への転職を決めました。
入職してから今年4月までは、療養病棟の担当として勤務していましたが、同じ療養型の病院でも終末期医療での患者さんへの関わり方とは全く違い、在宅復帰を目指す患者さんを支えていく立場として、セラピストが輝ける環境であると強く感じています。知識や技術の側面からも、実際に関わる症例や先輩職員から学ぶことが多く、実りの多い日々を送ることができています。
今年5月からは回復期・療養・外来と一貫した新たな組織体制ができ、また新たな経験を積める機会ができたと感じています。私は特に外来患者さんを担当することが多いのですが、今後通所リハビリ・訪問リハビリなど在宅系への展開も視野に入れ、しっかりと自分の力を磨いていきたいと思います。